当クリニックで行う主な予防接種
ワクチン接種は事前にお電話での予約が必要となります。
子宮頸がんワクチン
子宮頸がんの発生にはHPV(ヒトパピローマウイルス)と呼ばれるウイルスが関わっています。
このウイルスは子宮頸がんの患者の90%以上で見つかることが知られており、HPVが長期にわたり感染することで、がんになると考えられています。
HPVは一般に性交渉を介して感染することが知られています。
HPVはごくありふれたウイルスで、性交渉の経験がある女性の内50%から80%はHPVに感染しているといわれています。
子宮頸がんワクチンを接種することで、HPVの感染を防ぐことができます。
なお、子宮頸がん予防ワクチンの接種後に見られる主な副反応としては、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが挙げられます。
予防接種を受ける際には、ワクチンの有効性とリスクを十分にご理解いただいた上でご判断ください。
ガーダシル | 16,000円(税込み) |
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松原市の公費接種対象者の方は公費対象期限がありますので、ご注意ください。
風疹ワクチン
風疹は風疹ウイルスによって起こる全身疾患で、症状としては発熱と発疹、リンパ節の腫れなどが特徴的です。
成人が風疹に罹ると、高熱が続き、関節の痛みも生じ、一般に子どもより症状が強く出ます。
なかでも問題になるのは、妊婦への感染です。
妊娠初期に母体が風疹に感染すると胎児にも感染が及び、生まれてきた赤ちゃんに、白内障、先天性心疾患、難聴、発達遅延などが見られる可能性があります。
妊娠可能な女性とそのパートナーには、妊娠前の接種をお勧めいたします。
松原市在住の対象者の方は費用が一部助成されることがあります。詳しくは地域保健課にお問い合わせください。
風疹ワクチン | 5,500円(税込み) |
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麻疹風疹混合ワクチン | 9,500円(税込み) |
インフルエンザワクチン
インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症です。
このウイルスに感染すると1~3日くらいの潜伏期間を経て発症し、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。
併せて普通の風邪と同じように、喉の痛み、鼻水、せきなどの症状も見られます。
お子様では痙攣や中耳炎、稀には急性脳症を、高齢者や基礎疾患をもつ方では肺炎を併発するなど、重症化するケースがあります。
インフルエンザワクチンは、接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続します。
日本では、インフルエンザが例年1月上旬~3月上旬に流行することを考えると、毎年12月中旬までに接種するのが望ましいでしょう。
肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。
この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。
これらの菌が原因で気管支炎、肺炎、敗血症など重い合併症を起こすことがあります。
肺炎球菌ワクチン1回の接種で。5年以上免疫が持続すると言われています。
松原市在住の対象者の方は費用が一部助成されることがあります。詳しくは地域保健課にお問い合わせください。